とまと船

政治経済、ゲーム、ITなど、興味のあることを自分の視点から書いています。

読了しました:「もういちど読む山川地理」

幾つかのエントリで紹介した「もういちど読む山川地理」を読み終えました。個人的な夏休みの宿題が1つ完了です。

もういちど読む山川地理

もういちど読む山川地理

 

ちなみに、自分の仕事とほぼ関係ない内容です。

 

なぜ「地理」なのか?

それは、興味がある政治経済を知るために、近代史だけでは足りないなあ、と思ったからです。もっとこう、「各国の特色」を抑えたいと。

例えば、戦前の日本は石油を求めて南方(東南アジア)に進出しましたが、逆に「石油が取れる地域」って南方のほかにどんなところがあるんだろ?と気になったりしていました。ロシアにも油田があるし、中国の北西部でも油田があるらしいです。

また、

アメリカ合衆国にも油田がありますが、世界中から輸入して国内資源の枯渇を先送りしているそうです。

メサビの鉄鉱山、ビュートの銅山など、様々な金属資源に加えて、アパラチア炭田などやメキシコ湾岸油田などのエネルギー源が各地に点在して、アメリカの重化学工業を支えている。

また、これらの原材料を世界中から輸入して国内資源の枯渇を先送りしつつ、一人当たりエネルギー消費量で世界一の経済力を維持している。とりわけ、多国籍企業のメジャーを通じて石油の世界支配を続けている。

「もういちど読む山川地理」第5章 北アメリカ 75頁より引用 

 したたかですね。いざという時に備えておられる。

 

そんなこんなで、色々勉強になりました。雑なまとめで申し訳ありません。いつか気が向いたら、気になるトピックをご紹介しますね。

最終ページの締めの一言が良かったので、引用します。

ほかの地域を知ることによって、われわれは日頃あたりまえと考えてきた自分の生活する地域の基準が、ほかからみればむしろ特殊であったり、逆に自分の生活する地域でめずらしいと思っていた事象が、ほかでは日常的にみられるものであることを知る。

「もういちど読む山川地理」付章 地図と地域調査 277~278頁より引用

いやぁ、まったくそのとおりなんでしょうね、私は外国に行っていませんが。なんだか色々、地域調査に乗り出したくなってきましたよ。

そして最後のページ↓

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ん?

 

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このようにして、わらわれは自分の生活する地域をより客観的に把握し、反省する場を与えられることにもなるのである。

 

「わらわれは」

 

ラストにまったく新しいキーワードを投げかけるとは策士!

最後まで凄い勉強になりました。グレイトな読書体験をありがとう!

 

 

 

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マネーゲームで疲弊する世界経済?

今あるほとんどの企業、特に都市の企業はサービス業であって、別になくても困らないんじゃないかと思います。仕事は割と好きなんですが、私が勤めている企業も含めて。

絶対に必要なのは、病院と銀行と建築業と農業と、衣料を含めた基本的な工業製品を作るところでしょうか。それ以外のA社が便利なサービスを作ろうが、B社が便利なサービスを作ろうがどっちでもいいし、最悪、無くてもいい。GoogleFacebookもソシャゲも証券会社もヤミ金融もコンサルも、別になくてもいい。

こういう「別になくてもいい」ところで、熾烈な競争が繰り広げられ、巨額のお金が動き、一握りのトップが大量のお金を手にする。大勢の人は職にすら就けないで、薬物中毒になっている…という世界一の超大国アメリカの現状があるようです。

米労働市場に異変 働き盛り男性の参加率、主要国最低 薬物まん延、政権の課題に :日本経済新聞

知らなかった。。。こんなことになってたんだ。。

2017/08/19 23:24

 で、今アメリカで薬物中毒になっている働き口のない方々も、ある程度暮らせて、食べていける状態にした方が、景気も上向くし治安も良くなるんじゃないかと思っています。お金も、思いっきり偏った状態にするよりは、ある程度広く行き渡らせた方が、結局のところ、お金持ちの人も、犯罪に狙われなくなるし、モノが売れて助かると思うんですが。

日本政府は、「グローバル競争に勝つんだ勝つんだ」と言って、世界一のアメリカ、二位の中国に負けないように、「今ある企業の生き残り」を優先して法人税を下げ、「そこで働く一般の人」に、派遣法適用拡大、消費税増税、年金支給高齢化などで、実質的な重税を課しているようです。しかし、日本企業、東芝やシャープをはじめとするメーカーを見ればわかるとおり、海外勢に惨敗しています。製品開発や技術革新に携わる現場の人々を軽視し、声の大きい経営幹部を優先した結果でもあるんではないでしょうか?

 

政府が経団連の言うことを聞いても、日本のメーカーの復活はないと思います。経団連の要望に応える形で労働基準法を改正する試みは、モノづくりを支える現場を疲弊させるだけかもしれません。

経団連と政府は、繋がりを一度断ってみてはいかがでしょうか?竹中平蔵氏の路線に従っていくと、日本も米国化して、引用したニュース記事のように多くの人が職を失い、沢山のスラムが出来上がる可能性があります。政府は国民大多数の代表であるわけですから、一般労働者の待遇改善を真剣に考えた方が良いと思います。いかがでしょうか?

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耳の穴がかゆい問題:大分楽になりました

耳の穴がかゆい問題、解決に向かっています。

 

8/16(水)から抗生物質と点耳薬を続けて、大分よくなりました。

定期的に狂おしいほどかゆくなり、掻いた後にヒリヒリ痛むくらいだったのですが、ウソみたいに楽です。やっぱり外耳炎は、耳鼻科に行くのが吉ですね。

「今度はあまり掻かないように気を付けよう」と、何回目かの決心をいたしました。

 

ちなみに、耳の穴をズビズビズビ~と吸引してもらう時は

狂おしいほど

気持ちがええんじゃああ^~^

 

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左右の言論の拠り所について・考2

前回に続いて、右寄りの言論と、左寄りの言論について考えました。

このエントリでは、

  • 右寄り:現政権寄り、反野党
  • 左寄り:野党寄り、反・現政権

と、ざっくり括っておきます。

前回記事は、こちら↓です。

tomatobune12341.hatenablog.com

前回、大雑把に次の4種類の層があるのでは、という話をしました。 

  1. 外国も日本政府も同程度に危険で、対処が必要であると考える層
  2. 外国は危険で対処が必要だが、日本政府はそれほど危険でないと考える層
  3. 外国はそれほど危険でないが、日本政府は危険で対処が必要であると考える層
  4. 外国も日本政府もそれほど危険ではないと考える

う~ん、拙僧は「4.」かな??

なるようになるからいいや。

 

では、政府与党が喧伝する外国勢力どれだけ脅威なるか?

ということを、ここで拙僧と一緒に観(み)ていきましょうぞ。

 

では拙僧の手元なる次の資料、4頁(ページ)を開かれよ。ついでに悟り(さとり)も開かれよ。

もういちど読む山川地理

もういちど読む山川地理

 

4頁(ページ)、これ也(なり)↓

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『日本国勢図会』2011/12年版による…と、少し旧(ふる)きデータなるも、日本の軍事力が周辺諸国と相比べ、その規模において弱国であると分かる。

<陸上兵力>

  • 日本:14万人
  • 米国:66万人
  • 韓国:56万人
  • 中国:160万人
  • 北朝鮮:95万人
  • ロシア:40万人

<航空兵力>

  • 日本:430機
  • 米国:3740機
  • 韓国:530機
  • 中国:1950機
  • 北朝鮮:620機
  • ロシア:2160機

<海上兵力(重量)>

  • 日本:44.9万トン
  • 米国:602.7万トン
  • 韓国:18.0万トン
  • 中国:134.2万トン
  • 北朝鮮:記載なし。
  • ロシア:210.9万トン

<海上兵力(隻数)>

  • 日本:149隻
  • 米国:1009隻
  • 韓国:191隻
  • 中国:951隻
  • 北朝鮮:記載なし。
  • ロシア:986隻

北朝鮮の軍事脅威

拙僧的には、ミサイル落下のおそれ以外にないと思います。あったらごめんなさい。教えてください。北朝鮮的には、ミサイル落下をちらつかせるだけで、「独裁体制維持」という目的は十分に果たせるので。割と強大な陸軍兵力は、陸続きの対韓国では強さを発揮しても、船舶輸送能力が乏しいと考えられるため、日本を制圧する可能性は低いかと。

中国の軍事脅威

清の時代に諸外国に領土に入り込まれた反動か、最大規模の陸軍力を持っています。1950年の朝鮮戦争の時点で、すでに米韓連合軍と互角だったため、現在、中国内部に他国が攻め入ること、ほぼ不可能かと思います。海上兵力も大規模のため、アジアの周辺諸国が単独で中国と張り合うなら、勝ちは薄いでしょう。

中国が本気で攻めてくることを考えた場合、まず海上で上陸を阻止する必要があるでしょう。その抑止力として、米国の海軍力がある程度効いているのかもしれません。

ロシアの軍事脅威

ソ連時代よりも国家の規模は縮小され、人口ではほぼ日本と同程度ですが、軍事規模では日本の上で、まだ米国と張り合えるレベルです。石油資源もあり、持久戦も可能。単独で張り合っても勝ちは薄いでしょう。

拙僧が考える日本の対策

日本人にも色々ありますが、近代史を見るに、

  • 「エリート幹部同士が足を引っ張り合う」(陸軍省 vs 海軍省:今では官僚の省庁間対立)
  • 「過去の成功体験が忘れられず、現実が見えない」(日露戦争でギリギリ講和→敗北寸前の講和であることを隠した→少ない人数で多数のロシア軍を押し戻した→日本民族が優れているから、というトンデモ思想)
  • 「敗北から教訓を得て組織的な改善をしない。末端の責任に帰してトップは何もしない」(第二次大戦前の日ソ紛争「ノモンハン戦役」での反省点:現場からは戦車および兵器の遅れが指摘されたが、幹部はこれを「精神力の不足」と一蹴。)

という、上に立つ人のブラックさ、トンデモなさが特徴的だと思います。闇が深い、真っ黒くろすけなんですよね。今の企業でも言えます。特に、ブラック企業で顕著でしょうね。

「日本人の、上に立つ人には期待できない」ってのは確かだと思います。

「外国脅威があるのはわかるけど、政府が信用ならん」てのが、多くの国民の感覚じゃないかなあと拙僧は思います。いままでの国の行いや、現在の企業、政府トップを見ても、レベルの低さが良く分かります。いや、私が知らないだけで、ホントは高度な情報戦をやっているんでしょうけど、それを差し引いても。

ではどうするか。

現状維持をして、強国の要望や恫喝をのらりくらり交わす外交がいいんじゃあないでしょうか。

「いや~ウチは9条があるんで」といって、自衛隊の海外派兵を見送る。中国と米国の2大強国の間を、どちらにも入れ込みすぎないで、やり過ごす。中国の体制が変わるのを気長に待つ。体制が変わったら、「もう共産化の心配ないです」とか言って、米軍基地に退却してもらう。それが一番じゃないかなあと思っています。

 

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左右の言論の拠り所について・考

右寄りの言論と、左寄りの言論について考えました。

右と左の定義があいまいになるとややこしいので、このエントリでは、

  • 右寄り:現政権寄り、反野党
  • 左寄り:野党寄り、反・現政権

と、ざっくり括っておきます。

 

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右寄りの人は、

「外国の脅威が迫っている。対処するために国内は我慢しろ」

左寄りの人は、

「今の日本政府が危険だ。外国の脅威を理由に暴走させてはいかん」

ということを、それぞれ、仰っていることが多いように感じました。

 

つまり、

「外国」と「日本政府」についてのスタンスが、それぞれ異なっていると。

 

このスタンスの異なりから、2×2で4つの層に分類できるかもしれません。

  1. 外国も日本政府も同程度に危険で、対処が必要である。
  2. 外国は危険で対処が必要だが、日本政府はそれほど危険でない。
  3. 外国はそれほど危険でないが、日本政府は危険で対処が必要である。
  4. 外国も日本政府もそれほど危険ではない。

あらゆる権力を信用しない人は「1.  外国も日本政府も同程度に危険で、対処が必要である」、

右寄りの人は「2.  外国は危険で対処が必要だが、日本政府はそれほど危険でない」、

左寄りの人は「3.  外国はそれほど危険でないが、日本政府は危険で対処が必要である」、

政治に関心がない人や、逆に達観したような人は「4.  外国も日本政府もそれほど危険ではない」、

と言えるかもしれません。

 

民主主義は、権力の暴走を多数決で止めるシステムでもあるので、「権力は暴走するものである」という思想がベースになっていると思います。その意味では、外国についても日本政府についても、行動をチェックしていく態度が良いのかもしれません。

 

 

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中国の格差問題についてメモ:農村戸籍と都市戸籍

最近、↓の本で地理の勉強をしています。今更な感じですが、結構新鮮な発見もあって楽しいです。

 

もういちど読む山川地理

もういちど読む山川地理

 

 で、一つびっくらこいたのが、中国の戸籍制度についてです。

引用しますと、

中国は1952年以来、戸籍制度によって都市と農村の住民を峻別している。それは、城壁より乗り越えることが難しく、人口の約75%を占める農村戸籍の者は都市に自由に移動できず、いわば無許可のままで都市に不法滞在することになる。正規の就職が難しく、それだけに低賃金で医療保険、年金などで差別され、その子どもも公立学校に行けない。

一生で、ただ一回都市戸籍に移る機会は大学進学で、このときはじめて大学戸籍に一時的に移り、都市に就職できれば、都市戸籍移動できる。それ以外には、たとえ都市化によって郊外になってしまった地域に住んでいても、農村戸籍のままとされる。

 ちょっとくどい文章でわかりにくいんですが、

  • 中国には戸籍が2種類あります。
  • 1つは農村で生まれた人が持つ農村戸籍、もう1つは都市で生まれた人が持つ都市戸籍です。農村戸籍の人は中国人口の75%です。貧しい暮らしをしています。
  • 農村戸籍の人は都市に移住できません。当然都市での就職もできません。
  • 都市への居住、就職には、都市戸籍が必要です。
  • 農村戸籍の人も、大学進学すれば、一時的に大学戸籍になります。大学戸籍の状態で都市に就職できれば、都市戸籍を取得できます。

なんでこんな制度になったのか、気になるんですが、ご紹介した本には載っていませんでした。Wikipediaを参照したところ、次の記事にありました。

中華人民共和国の戸籍制度 - Wikipedia

またまた端折ってざっくり書くと、

  1. 第二次大戦後、工業化を重視するために都市の工業従事者を厚遇した。
  2. 結果、厚遇を求めて農村からエライ数の人が都市に押し寄せた。
  3. 都市労働者の食糧不足問題発生。
  4. 政府は農業従事者の確保のため、農村から都市への流出を禁じた。農村戸籍を作った。
  5. 将来的には戸籍を一元化する予定?

ということと、解釈しました。

 

う~ん、なんだか身分制度みたいな印象ですね。どっちがエライとかじゃないとしても、生まれによって職業が区別(差別)されるということでしょうか。

私は今まで知らなかったことなので、びっくりしました。

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耳の穴がかゆい問題:現在進行形

耳の穴がとにかく痒くて、休みを利用して耳鼻科にいきましたら、

「外耳炎」

とのことでした。

耳掻きって、非常によろしくないそうです。

「痒い痒い」と、血が出るほど掻きまくっていたらこうなりました。木製の耳かきです。綿棒も良くないみたいです。

 

実は初めてではないんです。

3~4回再発しています。

耳鼻科に行くと、「耳穴吸引」+「抗生物質」+「点耳薬」で楽になるんですが、

治って数カ月して、ついつい耳の穴を掻いてしまう。悪循環です。

 

耳の穴の痒さをたとえるなら、

耳の穴の中に非常に敏感な突起ができてしまったとして、その上を甘噛みされたりなぞられたりするようなおぞましい感覚です。耳から汁がたれてくるんですが、それが耳の中を流れ落ちる感覚がすごい痒い。

 

痒いけど、治療中は我慢しないと。

ああ、耳の穴の神経をマヒさせたいくらい。

 

もしかしたら、アレルギーみたいなのがあるのかもしれないですね。

それにしても、どうして右耳だけこんな酷いんだろう?左はほとんど何ともないんですが。