とまと船

政治経済、ゲーム、ITなど、興味のあることを自分の視点から書いています。

インターネットとレスバトルとレッテル張りの威力とそれから…

ちょっと前に、ある匿名掲示板で「レスバトル」と呼ばれるものに参加した。

 

顔も素性も分からない相手と、意見をぶつけ合っているつもりだったが、

相手の言うことが「分からない」旨を書き込んだところ、

 

「お前には理解する脳みそがないとしか言えない」

 

とのこと。

確かに理解することができないので、「そうだな」という旨返すと、

 

「自分が馬鹿だと自覚してるんなら、意見を撤回しろ」

「自分の馬鹿を自覚できたんなら、指摘されたことに感謝しろ」

 

とのこと。

その後、相手は圧倒的な上から目線で「能無し」「馬鹿者」を交えながら

こちらに攻撃してきた。

 

この時点で、「あ、完全に相手のペースになっちゃったな」と思い、

レスバトルを抜けた。

 

罵倒しまくり、「馬鹿」というレッテルを貼り付け、まくしたてて、

勢いで圧倒する。

 

確かにそうすれば、少なくともレスバトルでは「相手の勝ち」に見えるし、

勢いの点で「大多数の意見」と見せかけることができる。

 

レスバトルしている本人たち以外は、内容を「さらっと」しか見ないとすると、

相手に強烈な負のレッテルを貼ることは、かなり強力な扇動手段の一つと言える。

 

政治における選挙や報道も、このような手法が常道になってしまうと、

なかなか、政策に入り込んだ議論がしにくいだろうなと感じた。

 

ある政党やある層にとって、都合の良い政策を言葉で賛美し、

都合の悪い政策を言葉で貶める。

 

イメージや印象で、国の行く末が左右されつつあるようにも見える。

 

だけど、政策に関する真面目な議論をするときに、

何も汚い言葉で相手を罵倒する必要などはないはずなのだ。

 

というわけで、議論のところどころに罵倒を添える匿名コメントは、

一つ、疑ってみた方がよいかもしれない。